

myrrha(ミルラ)〜お店の名前の由来〜

サロンを開くにあたり、お店の名前を何にしようか・・・・と、考えていた時に

何度もあたまに浮かぶ音の感覚。

3文字で、丸くて、やわらかい感じ、、、

せっかくアロマを扱うお店なら精油のなかに該当する音をもつものはないかと
探していたところ、目に入った「myrrha(ミルラ)」の名前。

日本名は没薬(もつやく)。

その香りは、最初に感じた音の感覚(丸くて、やわらかい)とは全く違う

まさに消毒薬のような香りで

中東に生育する低木の樹脂から抽出される精油。

古くから、抗菌・鎮静・鎮痛・その他色々な薬として使用されたミルラは

防腐処理としてミイラ作りにも用いられ

ミイラの語源は「ミルラ」に由来するとも言われています。

歴史的な資料によると・・・

・ギリシア神話では、王女ミュラが変身させられた姿で、その涙が没薬(ミルラ)。

・聖所を清めるために使われた。

・イエス・キリストの生誕を祝う時に3つの贈り物として

黄金(商人の象徴)・フランキンセンス/乳香(預言者の象徴)と共に

没薬/ミルラ(医者の象徴)が贈られた。

など、諸説いろいろ・・・。

こころの作用やメッセージ・キーワードは・・・

神経バランスを整え、怒りや恐れ・落ち込みを軽減し

気持ちを明るく鼓舞する。

自分の核心に触れることで、自分らしさに立ち戻る。

ぶれることなく前進するちからを与え、成長をうながす。

などなど・・・。

進んでいくうちに・・・

最初は直感(インスピレーション)に従い選んだ名前も

結果的には、私がクライアントさんへ届けたい想いをもつ精油でした。

きっとこれからも「実はこんな意味」が増えるかもしれません。

昔・むかしもmyrrhaと共に癒しに関わり

そして今もmyrrhaと進む・・・

私にとって、とても縁のある存在なのだと想います。


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